お待たせしました!!
参加団体主宰インタビュー第2弾は、
世田谷シルクの堀川炎さんです。
-----今回は『確率』がテーマになっていますが、内容を決めるにあたって難しいことはありましたか?
元からパチンコの話をしようと思っていたので、とっかかりは難しくなかったです。
パチンコの大当たりの確率って10分の1らしく、始めはそこから話を考えました。
-----どうして元からパチンコの話にしようと?
前回15分のお芝居を別の企画でやった時、女性に男性一人だったんです。だからその逆バージョンもありかな、と。で、どうせ出すなら男性でもイケメンさんをたくさん使いたいと思って(笑)
そうなってくると男の人がいっぱいいるところ、
女の人より男の人が居る確率の高いところはどこだろうと考えた結果、
パチンコになったんです。
ちなみに前回は美術学校のヌードデッサンのシーンでした。もちろんヌードモデルが男性です。
-----堀川さんが『確率』を意識した瞬間ってありますか?
今回の稽古中に「人狼※」というゲームをやったんですけど、「村人」とか「占い師」とかいろいろな役割があるんです。その中に、毎回「人狼」が当たる人がいたんですよ。
不思議と何回やっても当たるんです。
それで計算したら、1/100000000くらいの確率になって。
あれにはみんなとても驚いていました。
本人はすごく嫌だったみたいですけど(笑)
※人狼とは……参加者の内2人が人狼の役割を担います。それ以外の人は村人役・占い師役などを担います。誰がどの役割を担っているかはカードで決定します。誰がどの役割か判らない中で、相談と推理によって相手側のプレーヤを抹殺していくという、情報確認・推理・交渉・説得ゲームです。
-----前回公演の最中に地震が起きましたが、震災前と後で意識が変わったことってありますか?
実は3ステ目(地震前夜)にトラブルがいろいろあって、みんなすごく後悔していていたんですよ。
それで気持ちを切り替えて翌日の4ステ目を迎えた時、お客さんのうけがすごい良かったんですね。
で、「今日イケそうだ!」って前のめりになった瞬間に地震があったんです。
地震のあと役者たちは、「毎回次はもうないのかもしれないから完璧なものを出さないと」と話していました。
もちろん本来そうであるべきだし、本人たちはそれこそ毎回全力でやってるんですけど、初日から完璧にやらなきゃいけないんだなっていうのは、もっと意識するようになりましたね。
千秋楽を迎えられるということは、当たり前のことじゃないんだなぁって。
-----他三団体の印象などありますか?
団体さんの印象だと、前回公演での楽屋での居方ですね(笑)
それぞれすごく個性的でした。
同居人さんは、ずっと稽古してるんですよね。
休憩中も、本番前も、ずっとだったのが印象に残ってます。ストイックでしたね。
The Stone Ageさんは綺麗な女性が多かったので、鏡前がすごく華やかでした(笑)
うちは男ばかりだったので、爽やかさが違いましたね。
DART'Sさんは、面白い人が多かった印象です(笑)
変わった面白い人がたくさんいて、遠くからこっそり眺めていて楽しかったです。
-----最後に、ご来場いただける皆様へメッセージをお願いします。
前回とはまた違った視点・構成になっているので、2回目のお客様にもお楽しみいただけるものになっていると思います。
是非、ご観劇にいらしてください。
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